50年前のコメディ「お笑い三人組」

過日、お笑い芸人としてデビューし、その後、俳優・映画監督としても成功した奇才、北野武氏が非常に現実的な視点から彼の人生観、本音の部分を吐露して話題を呼んだ。確かに彼の指摘するとおり「有名になりたい!」「お金持ちになりたい!」で、お笑い芸人という職業を選ぶのは「(人生の目的という観点から見れば)筋が違う…」という気はする。

江戸時代の川柳に「面白うて、やがて悲しき落語かな。」と詠われたように、芸人の人生というものは(一時的にはもてはやされても)一寸先は闇、老いて生活に困窮し路上に果てる者や、旦那衆との付き合い酒、無軌道三昧が祟って若くして世を去る者など、当時からけっして恵まれていはいなかった。

昨今のテレビ離れ(私自身、ほとんど日本のTV番組は見ないが…)その「面白くない」「つまらない」番組の背景には前述のような(本来、出るべきでない)人達が「増えすぎた…」という側面もあるのではないか。そんな部分も含めて、今回は50年前のお笑いコメディ、NHKの「お笑い三人組」という番組を選んでみた。50年前のお笑い番組・芸人達は現在とどう違うのか、何かを感じ取っていただければ幸いに思う。

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